副院長 金出 政人(Kanaide Masato)
日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
医学博士
当科では主に運動器(身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経など)や帯状疱疹の『痛み』に対して、超音波装置や透視装置を用いて、関節や神経に局所麻酔薬を正確に注射するブロック療法を行っています。またレントゲンやCT、MRIでは診断できない肩こりや腰痛、末梢神経痛に対して、ハイドロリリース注射も積極的に行っています。
注射治療によって痛みが和らぐと、筋肉の緊張がほぐれて血行が良くなります。しかし、これまでと同じ生活スタイルでは、その効果は長続きしません。普段の姿勢や生活習慣を改善して、体力、免疫力が向上することで、なかなか治らなかった痛みが治癒に向かいます。
また脳卒中後遺症や脊髄損傷、脳性麻痺などによる『痙縮(けいしゅく:筋肉のこわばり)』も診療しています。
眠れない、薬が効かない、なかなか良くならないなど、つらい痛みや痙縮にお悩みの方はどうぞ当科にご相談ください。また一人一人しっかりと診療させていただきますので、お時間にゆとりを持っての受診をよろしくお願いいたします。
相談窓口:0957-23-2388(代)
令和4年10月 金出政人
※他院で撮影した画像検査や、血液・尿検査などがありましたら持参してください。必要に応じて当院でも再検査を行うことがあります。
※注射治療希望の際は、注射しやすい服装での受診にご協力をお願いいたします。
※外傷、労災、自動車事故(損害保険での診療)の診療は行っていませんので、ご注意ください。
※当科は予約制です。ご予約の際は必ずお電話いただきますようお願いいたします。
※注射治療についての注意事項
血液をサラサラにする薬が投与されている場合や、合併症(コントロールの悪い糖尿病など)によっては注射治療ができない、または入院が必要な場合があります。
また注射後は数時間ほど、安静が必要になることがあります。お車を運転して来院される場合は、時間にゆとりを持って受診してください。
診療内容
検査:X線(レントゲン)、超音波(エコー)、CT、MRI、骨密度測定(DEXA法)、ABI(上腕下肢血圧比検査)、診断的ブロック※、椎間板造影※、硬膜外造影※
※診断的ブロック;痛みの原因と思われる関節や神経などに局所麻酔薬を注射して、本当に痛みの発生部位であるかを判定する手法。
痛みが軽減 → 注射した部位が痛みの発生部位である
痛みが変わらない → 注射した部位とは違う部位に痛みの原因がある
※椎間板造影;椎間板ヘルニアのタイプを確認し、椎間板内酵素注入療法の適応を判定します。
※硬膜外造影;硬膜外腔の癒着を確認し、硬膜外腔癒着剝離術の適応を判定します。
外来治療:内服療法、ハイドロリリース注射、神経ブロック、高周波熱凝固法、パルス高周波法、ボツリヌス療法、バクロフェン髄注療法(リフィル)、骨粗鬆症治療、運動療法、物理療法、PFC-FD療法(自由診療)など
入院治療:椎間板ブロック、椎間板内酵素注入療法、硬膜外腔癒着剥離術、非観血的肩関節授動術、2㎜切開ばね指手術、バクロフェン髄注療法(皮下ポンプ設置術)など
その他:帯状疱疹予防ワクチン
注射治療の対象疾患名
疾患名 | 注射治療 |
---|---|
筋緊張性頭痛 | ハイドロリリース注射、星状神経節ブロック |
顔面痛 | 星状神経節ブロック、三叉神経末梢枝ブロック(PRF) |
頸椎症、頚部脊柱管狭窄症 | ハイドロリリース注射、星状神経節ブロック |
頸椎症性神経根症 | 神経根ブロック(PRF)、星状神経節ブロック |
頚部椎間板ヘルニア | 神経根ブロック(PRF)、星状神経節ブロック |
頸椎椎間関節症 | 椎間関節ブロック、後枝内側枝神経ブロック(PRF) |
胸郭出口症候群 | 腕神経叢ブロック、星状神経節ブロック |
肩関節周囲炎、腱板断裂 | 関節ブロック、肩甲上神経ブロック(PRF)、ヒアルロン酸注射 |
重度の肩こり、頸肩腕症候群 | ハイドロリリース注射、肩甲背神経ブロック、星状神経節ブロック |
肘部管症候群 | 尺骨神経ブロック、ハイドロリリース注射 |
テニス肘(上腕骨外側上顆炎) | 腱付着部ブロック、ハイドロリリース注射 |
手根管症候群 | 手根管内正中神経ハイドロリリース注射 |
腰部椎間板ヘルニア | 硬膜外ブロック、神経根ブロック(PRF)、椎間板ブロック、椎間板内酵素注入療法 |
腰部脊柱管狭窄症 | 硬膜外ブロック、神経根ブロック(PRF)、硬膜外腔癒着剝離術 |
腰椎椎間関節症、変形性脊椎症 | 椎間関節ブロック、後枝内側枝神経ブロック(RF、PRF) |
筋・筋膜性腰痛 | ハイドロリリース注射 |
上殿皮神経障害 | 上殿皮神経ブロック(PRF)、ハイドロリリース注射 |
外側大腿皮神経障害 | 外側大腿皮神経ブロック(PRF) |
仙腸関節症 | 仙腸関節ブロック、仙腸関節枝ブロック(RF、PRF) |
変形性関節症 | 関節ブロック、ヒアルロン酸注射、PFC-FD療法(自由診療) |
腱炎・腱鞘炎(ばね指など) | 腱・腱鞘内ブロック |
帯状疱疹関連痛 | 星状神経節ブロック、硬膜外ブロック、神経根ブロック(PRF) |
重度痙縮(痙性麻痺) | ボツリヌス療法、バクロフェン髄注療法 |
PRF:パルス高周波法、RF:高周波熱凝固法
慢性痛治療①:超音波ガイド下筋膜リリース注射(ハイドロリリース注射)
筋膜や、しびれを生じている神経の周囲に、超音波(エコー)ガイド下に薬液を注射して結合組織の癒着を剥離する治療です。肩こり、肩痛、肘痛、背部痛、腰痛、膝痛、手根管症候群、肘部管症候群、足根間症候群、梨状筋症候群、腓骨神経障害など、レントゲンやCT、MRIなどでは診断できない筋肉のこりや痛み、しびれを治療できます※。
肩こりにハイドロリリース注射を行うと、頚椎や肩関節の可動域も改善します。
※効果の持続期間には個人差があります。

慢性痛治療②:高周波療法(高周波熱凝固法、パルス高周波法)
高周波療法は、針の先端から高周波電流を痛みの原因となっている神経に流し、痛みを緩和する治療です。局所麻酔薬による神経ブロック治療で一定の効果がみられる場合に行う治療で、高周波熱凝固法は半年~1年、パルス高周波法は3ヶ月~半年間ほど痛みを和らげることができます※。神経を破壊する高周波熱凝固法とは異なり、パルス高周波法は運動麻痺や感覚障害といった副作用がなく、安全性の高い治療法です。本治療は外来で行っています。
※効果の持続期間には個人差があります。


慢性痛治療③:非観血的肩関節授動術
五十肩(肩関節周囲炎)は、加齢などによって柔軟性が低下した肩関節周囲の組織が傷ついて炎症を生じ、肩の痛みや運動制限をおこした状態です。薬物療法や理学療法(リハビリテーション)、温熱療法などで改善しない場合は、重症化した凍結肩(癒着性肩関節包炎)の可能性があります。当科では超音波(エコー)で凍結肩を診断し、神経ブロック下に非観血的授動術を行っています。


慢性痛治療④:硬膜外腔癒着剥離術(PEA)
難治性の腰下肢痛があり、硬膜外造影検査で硬膜や神経根周囲に、局所的な癒着が認められた場合に手術適応となります。PEAは仙骨裂孔や後仙骨孔などから硬膜外腔に特殊なカテーテルを挿入して、生理食塩水や高張食塩水を注入して癒着を剥離する、低侵襲カテーテル治療です。

重度痙縮の治療:バクロフェン髄注療法(ITB療法)
脳や脊髄の異常で生じる筋肉の緊張(痙縮;けいしゅく)に対して、当科では内服療法やボツリヌス療法に加えて、バクロフェン髄注療法(ITB療法)を行っています。ITB療法は、バクロフェンというお薬を作用部位である脊髄の周囲へ、カテーテルを通して直接投与することにより、全身の痙縮をやわらげる治療です。腹部皮下に薬剤注入ポンプを埋込み、薬剤投与速度をリモートコントロールして、適度に痙縮を緩和します。
参 考:
手足のつっぱり「痙縮」情報ガイド | あきらめないで!脳卒中の後遺症 (keishuku.jp)
脳や脊髄の病気やけがの後遺症でお困りの方へ 手足の筋肉のつっぱり(痙縮) ITB療法のご紹介 (itb-dsc.info)

自由診療①:帯状疱疹予防ワクチン
帯状疱疹とは、体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出現する病気です。日本人成人の90%以上が帯状疱疹になる可能性があり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。また、帯状疱疹に1度かかった人でも、体の免疫力が低下すると、再びかかる可能性があります。
帯状疱疹が頭部、顔面に出ると、目や耳の神経が障害され、めまい、耳鳴りなどの合併症、重症化すると視力低下や顔面痛など重い後遺症が残ることがあります。また帯状疱疹が治った後も長期に痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と言われています。50歳以上で帯状疱疹になった場合、約2割がこのPHNになると言われています。
50歳以上の方は、帯状疱疹予防ワクチンの接種ができますのでご相談ください。
当院で接種できる2種類の帯状疱疹ワクチンの特徴
自由診療②:PFC-FD療法
PFC-FD療法は、ご自身の血液から作った、『血小板由来成長因子濃縮液を凍結乾燥保存したもの』を患部に注射する治療です。血小板が傷を治す際に放出する『成長因子』の働きを活用し、人体がもともと持っている『自己治癒力』を利用する新しい治療法です。
従来の保存治療に効果がない方、手術治療を望まない方、PFC-FD療法にご興味がある方はペインクリニック外来までお問い合わせください。
参 考:
PFC-FD療法(血液由来の成長因子を用いたバイオセラピー)とは | ひざ | 関節治療オンライン (seikei-online.jp)
PFC-FD療法で改善が期待できる疾患
変形性関節症(膝・股・肘・足首)、靭帯損傷(膝十字靭帯損傷・肘関節靭帯損傷)、腱炎(テニス肘・膝蓋腱炎・アキレス腱損傷・足底腱膜炎)、筋損傷(肉離れ)など
PFC-FD療法の流れ
※PFC-FD療法をご希望の方は本治療の適応であるかを診断するために、まずは通常の受診をしていただきます。また採血日から注射日まで最短で約3週間かかりますのでご注意ください。
施術料:15万円(税別)
※感染症検査が陽性の場合は、PFC-FDを作製できません。その場合には感染症検査料1万5千円(税別)のみお支払いいただくことになります。
医師紹介
活動紹介(ペインクリニック関連)
- 2022年
- 2月、第2回九州支部学術集会-日本ペインクリニック学会参加(WEB)
- 3月、ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)6例目実施
- 7月、日本ペインクリニック学会第56回学術集会(東京)参加
- 7月、旭化成ファーマ社内研修会(長崎)講師「なかなか治らない痛みの治療と、長崎小話」
- 9月、痙縮治療 update in 諫早 – 臨床課題と展望 ウェビナー 座長
- 9月、痛みの治療を考える会(WEBセミナー、長崎県)講師「当科の慢性疼痛診療」
- 2021年
- 1月、非観血的肩関節授動術(凍結肩の治療)、100例目実施
- 3月、第一三共株式会社社内研修会(長崎)講師「当院の周術期管理と、当科の慢性痛治療~鎮痛薬の中止と再開、減量の仕方について~」
- 7月、帝人ヘルスケア株式会社社内研修会(長崎)講師「当科の痙縮治療」
- 2020年
- 1月:ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)3例目実施
- 2月:ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)4例目実施(於:長崎大学病院)
- 10月:旭化成ファーマ社内研修会(長崎)講師「長崎くんちから学んだ長崎の歴史と、骨粗鬆症治療から学んだ慢性痛の治療」
- 12月:「痛み」トータルマネジメントフォーラムin県央(諫早)講師:「私の周術期疼痛コントロールと慢性痛治療」
- 12月:ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)5例目実施(於:長崎大学病院)
- 2019年
- 1月:第30回長崎県理学療法学術大会(長崎)口演・共同演者:「脳卒中後痙性麻痺患者3症例におけるボツリヌス療法の経験」
- 3月:院内研究発表会司会、演題1「当院におけるボツリヌス療法の経験」、演題2「LTSF滅菌について 低温蒸気ホルムアルデヒド滅菌器を導入しての運用状況」、演題3「腰椎手術後にNRSを用いた疼痛緩和への取り組み」、伝達講習「自立支援のデイづくり」
- 5月:諫早医師会学術講演会(諫早)特別講演座長「神経障害性疼痛の薬物療法―診断のコツとポイント-」
- 8月:旭化成ファーマ社内研修会(長崎)講師「当科における骨粗鬆症治療」
- 12月:第6回九州・山口ITB療法カンファランス(福岡)参加
- 2018年
- 1月:第30回長崎脊椎研究会(長崎)講師:「脊椎疾患におけるエコー下ブロックの実際」
- 3月:脊髄刺激療法(脊髄刺激装置植込術)施行
- 5月:第14回長崎麻酔研究会(長崎)口演:「脳性麻痺による痙縮に対し、バクロフェン髄注療法(ITB療法)が有効であった一症例」
- 6月:ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)2例目実施
- 11月:硬膜外腔癒着剥離術1例目実施
- 2017年
- 2月:不眠診療セミナー(諫早)司会
- 3月:痛み・痺れに対する薬物治療を考える会(諫早)講師:「非特異的腰痛で終わらせない!」
- 7月:院内研修会司会:「回復期病棟の患者さんが「よくなる」ために~私たちが実践していること~」講師;東京湾岸リハビリテーション病院 リハビリテーション科 松浦大輔先生
- 7月:諫早痙縮治療セミナー(諫早)口演「ITB療法を始めます!~安全・適切な実施にご協力下さい~」
- 8月:ITB療法(バクロフェンポンプ植込み術)1例目実施
- 8月:ボツリヌス療法1例目実施
- 9月:科研製薬社内研修会(長崎)講師「肩痛の超音波診療」
- 11月:第103回長崎整形外科懇話会(長崎)口演「脳性麻痺による痙縮に対し、バクロフェン髄注療法(ITB療法)が有効であった一症例」
- 2016年
- 3月:第3回運動器エコー研修会(長崎)講師:「私の頚部ブロック治療」
- 5月:全日病SQUE看護師特定行為研修(Eラーニング)講師:「痛みの診療」
- 7月:諫早医師会・健康市民講座『のんのこ健康大学』講師:「五十肩」
- 11月:日本運動器疼痛学会(東京)発表:「超音波ガイド下トリガーポイント注射」
- 12月:塩野義製薬社内研修会(長崎)講師:「当科の腰痛診療」
- 2015年
- 7月:日本ペインクリニック学会第49回大会(大阪)発表「パルス高周波療法が著効した上殿皮神経障害の1症例」
- 2014年
- 2月:南高医師会第1区勉強会(南島原)講演「変形を進行させない痛みの治療は可能か?」
- 5月:佐世保整形外科医学学術講演会~第3回 運動器の痛みを考える会~(佐世保)講演「変形を進行させない痛みの治療は可能か?」
- 11月:上五島地区学術講演会(上五島)講演「変形を進行させない痛みの治療は可能か?」
- 2013年
- 3月:島原医師会学術講演会(島原)講演「セレコキシブの消炎効果を重視した痛みの治療」
- 7月:日本ペインクリニック学会(埼玉)発表「慢性腰痛にL2神経根パルス高周波が著効した1症例」
- 10月:イーライリリー製薬社内研修会(長崎)講師「骨粗鬆症治療を組み入れたペインクリニック」
- 10月:旭化成製薬/富田薬品社内研修会(諫早)講師「骨粗鬆症治療を組み入れたペインクリニック」
- 11月:長崎県医師会生涯教育認定講座「第2回痛みを考える会in佐世保」(佐世保)講演「セレコキシブの消炎効果を重視した痛みの治療」
- 11月:県央地区慢性疼痛懇話会(諫早)講演「非がん性慢性疼痛の機序と保存療法」
- 2012年
- 6月:韓国ウリドゥル病院ペインクリニック科訪問、「硬膜外形成術」を見学
- 6月:院内研修会講師「神経ブロック療法」
- 7月:日本ペインクリニック学会(島根)発表「鏡視下肩関節包解離術後の難治性肩関節拘縮に対し、神経ブロック下非観血的授動術を施行した一症例」
- 9月:科研製薬社内研修会(長崎)講師「運動器の超音波診療」
- 11月:長崎整形外科懇話会(長崎)発表「頚肩腕痛に対する超音波ガイド下神経ブロック療法」
- 12月:アステラス製薬アドバイザリーミーティング(長崎)アドバイザー「腰痛症診療におけるNSAIDsの位置づけ」
- 2011年
- 11月:院内研修会講師「麻酔を知ろう!」
論文(ペインクリニック関連)
医学論文(邦文)
- パルス高周波法が著効した上殿皮神経障害の1症例:日本ペインクリニック学会誌23(4), 555-558, 2016
- 脊椎分離症における根症状の治療 円筒形レトラクターを使った顕微鏡下手術(TRM法)について:整形外科と災害外科 58(3), 346-350, 2009
- ITB(髄腔内バクロフェン)療法 日本における新しい重度痙縮の治療:日本薬理学雑誌 131(2), 109-114, 2008
医学論文(英文)
- S(+)-ketamine suppresses desensitization of γ-aminobutyric acid type B receptor-mediated signaling by inhibition of the interaction of γ-aminobutyric acid type B receptors with G protein-coupled receptor kinase 4 or 5. Anesthesiology. 2011 Feb;114(2):401-11
- Presence of GABA(B) receptors forming heterodimers with GABA(B1) and GABA(B2) subunits in human lower esophageal sphincter. J Pharmacol Sci. 2009 Nov;111(3):253-9. Epub 2009 Nov 6.
- mu-Opioid receptor forms a functional heterodimer with cannabinoid CB1 receptor: electrophysiological and FRET assay analysis. J Pharmacol Sci. 2008 Nov;108(3):308-19. Epub 2008 Nov 13.
- Desensitization of GABA(B) receptor signaling by formation of protein complexes of GABA(B2) subunit with GRK4 or GRK5. J Cell Physiol. 2007 Jan;210(1):237-45.
- Coupling of GABAB receptor GABAB2 subunit to G proteins: evidence from Xenopus oocyte and baby hamster kidney cell expression system. Am J Physiol Cell Physiol. 2006 Jan;290(1):C200-7. Epub 2005 Aug 24.
著書
- 「名医のいる病院2023 整形外科編」に紹介 医療新聞社.2022
- 「本当は知っておきたい『痛み』と『健康』の関係性」 ながさきプレス 2021(10月号)
- 「NMDA受容体拮抗薬の使い方は?」等 がん疼痛緩和ケアQ&A じほう,東京,2006
新型コロナウイルス感染症予防について、当科を受診される患者さんへのお願い
✓ 当院には、多くのご高齢の方や免疫力が低下している方が通院、入院しています。当院を受診する際には、マスク着用のほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
✓ 風邪症状があれば、受診前にまずは電話でご相談ください。お電話にて診察させていただき、薬の調整、処方箋発行などの対応をいたします。電話番号:0957-23-2388(代)
✓ 病院の待合室ができる限り密にならないように、お車で来院された方には、お車でお待ちいただくことがあります。
✓ 院内の換気をよくしていますので、待合室が寒いことがあります。暖かい服装で受診されてください。